ビブラートって何? |
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ビブラート(vibrato)とは、音に音量や音色、音程等に一定の変化の波をつける技術。
これによって音が華やかに聞こえるなど、音楽的表現の幅が広がります。 |
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ビブラートを習得するには? |
① |
まず、音を出しやすい中音域の任意の音でロングトーンをします。このとき、しっかり息が入れて大きめの音を出しましょう。 |
② |
ロングトーンをしながら、声は出さずに「ワゥワゥ」や「ヤィヤィ」と言うような感じで顎を僅かに動かします。このとき、出来るだけ一定のペースで波が作れるようにします。可能ならば、波の幅も一定になるように心がけましょう。 |
③ |
メトロノームでテンポ60~80に設定し、1拍に4つの波のビブラートを作る練習をします。慣れてきたら、もう少し速いテンポでも練習し、1拍に3つの波にしてみましょう。 |
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ビブラートはどんな風に使えばいいの? |
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・基本的には長い音に使います。
・高い音でのビブラートは、波の幅を狭く、低い音でのビブラートは波の幅を広くするのが一般的です。
・音楽的に高揚してきたらビブラートの波の数を多く、音楽的に落ち着いてきたらビブラートの波の数は少なくします。 |