サクソフォンって何? |
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サクソフォン(Saxophone)とは、ベルギーの楽器発明家、アドルフ・サックス(Adolf Sax)さんという人が1846年(特許取得年)に発明した楽器で、彼の“サックス”という名前にちなんで“Sax”“phone(音)”を組み合わせてサクソフォン(Saxophone)と名づけられているようです。
楽器名の呼び方は、サキソフォン・サキソフォーン・サクソフォン・サクソフォーン・サックスなど様々です。外国語をカタカナに直すのは難しいものですね。 |
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え?サクソフォンは木管楽器!? |
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そう!サクソフォンは金属製の木管楽器と言えます。 その理由は、サクソフォンはクラリネットなどの同じように、葦を加工した「リード」と呼ばれる木製の板を振動させることで発音していて、モノを叩いて発音する打楽器や、唇を振動させて発音する金管楽器にも属さないのです。
金管楽器の大きくて華やかな音色と木管楽器の繊細さとメカニックを併せ持つ、という狙いがあったようです。
結果、吹奏楽等で金管楽器と木管楽器の音色の差を埋めながら、両方の機能を併せ持つ便利な楽器として活躍しています。
また、奏法も比較的易しいことから、幅広い世代に親しまれています。しかし、上手に演奏していくには努力が必要ですし、他の楽器にはない難しさもあります。また、音楽の奥深さはどの楽器でも同じです。 |
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サクソフォンはどんな音楽を演奏するの? |
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一般的にはジャズを演奏する楽器として知られていますが、最近では中高生を中心とした若者に大人気の吹奏楽の分野でもその人気は衰えることを知りません。クラシック音楽はもちろん、タンゴ、マンボ、ボサノバ、歌謡曲など、そのジャンルは様々です。まだまだ若い楽器であるサクソフォンは、これからも新たな世界を開拓していける楽器として注目されています。 |